ローマ発バチカンを日本語ガイド(貸切)が同行案内のプライベートツアー・カスタマイズ可
バチカン市国は、ローマ旅行のハイライトのひとつです。イタリアの公認ライセンスを保持する日本語ガイド(貸切)とともに訪れる、ローマ発バチカン・プライベートツアーの手配を承っております。ご予約のお客様のみで実施いたします。
カトリックの総本山であるサン・ピエトロ大聖堂や、ミケランジェロの「最後の審判」で知られるシスティーナ礼拝堂、バチカン博物館は、いつも長い入場待ちの列が見られます。さらに、2025年は聖年(ジュビレオ)にあたり、観光客のみならず巡礼に訪れる信者も非常に多く大変混雑しています。効率よくポイントを抑えた観光には、日本語ガイドがおすすめです。

2025年4月にはフランシスコ前教皇が逝去され、その後、ローマ教皇を決める選挙コンクラーベがシスティーナ礼拝堂で行われました。そして、5月8日の投票の結果、プレボスト枢機卿が新教皇に選出され、レオ14世としてバルコニーから初の演説を行った様子を報道でご覧になった方も多いかと思います。切に「平和」を願うメッセージに、心が温かくなりました。
下の写真は、長年ローマでお世話になっている方が、以前クリスマスにバチカンのカレンダーをバチカンの郵便局から送ってくださった際の封筒に貼られていた切手です。これからローマやバチカンを旅行される方は、お便りにバチカンの切手を使われると、喜ばれることでしょう。
下の写真は、長年お世話になっている方が、以前バチカンの郵便局からバチカンのカレンダーをクリスマスに送ってくださった際の封筒に貼られていた切手です。これからバチカンを訪れる方や信者の方へのお便りには、新教皇の切手は、きっと喜ばれることでしょう。その他にも、十字架やお土産を買い求める人々でも混雑が見られる様子とのことです。




バチカンの観光
ヴァチカン市国は、国全体が世界遺産に登録されています。聖ペテロが埋葬された地に建つサン・ピエトロ大聖堂は、カトリックの総本山であり、キリスト教世界最大の聖堂建築です。大聖堂を俯瞰した場合、ラテン十字形の姿をしています。
ヴァチカン市国の正面玄関となる巨大なサン・ピエトロ広場は、バロックの巨匠ベルニーニの設計。エジプトから運ばれた巨大なオベリスクを中心に、284本の円柱が楕円形の柱廊を形成しており、その上部は140人の聖人像で飾られています。
大聖堂の建物正面を飾る彫像は、キリスト、洗礼者ヨハネ、ペテロを除く十一使徒の像が立ち並びます。
バチカン博物館や、サンピエトロ寺院に入場する場合、館内がかなり広いため、バチカン観光のみで3時間は必要です。旅行シーズンの混んでいる時期では、4時間近くかかる場合もあります。また、服装とセキュリティ・チェックや入場に長い行列ができている場合が多くあります。
なお、サン・ピエトロ広場でローマ教皇による一般謁見が行われる日は、所定の時間までサン・ピエトロ大聖堂への入場が制限されます。また、ミサや宗教的行事が行われるなどで、サン・ピエトロ寺院の拝観ができない場合があります。あらかじめ、ご了承ください。
その他のインフォメーションは、公式サイトをご参照ください。
Useful Information for visitors | Musei Vaticani ↗

ミケランジェロが設計した高さ132.5m、直径42mの巨大なクーポラ(円蓋・教会建築などにみられる半球形につくられた円屋根)の中心部には、天使に囲まれた神の姿がえがかれており、16に区切られた窓から太陽の光が差し込みます。
クーポラは二重構造で内側と外側の間に階段があります。クーポラ頂塔にはローマ市内を一望できるテラスがあります。途中までエレベーター利用でも、320段もの階段が続きます。狭くなっている部分もありますので歩くのが苦手な方や、心臓の悪い方にはおすすめではありません。
クーポラへ登られたい方は、お問い合わせの際にお知らせください。
サン・ピエトロ大聖堂では係員がおり、保安上のためのボディチェックと簡単な手荷物検査、服装チェックがあります。バックパックなど大きな荷物は持ち込めません。
教会は祈りを捧げる教会や宗教的な施設であり、ノースリーブや短パン、ミニスカート、ビーチサンダルなど露出度の高い服装では入場ができません。
バチカン博物館は通常、日曜は休館日ですが、毎月最終日曜日は特別に開館し、入館料が無料となります。ただし、この日は非常に混雑が予想されますので、ご注意ください。
2025年のバチカン博物館の開館日・時間については、以下の公式サイトのリンクをご参照ください。
Musei Vaticani e Capella Sistina Calendario 2025 (PDF)↗
なお、宗教的行事により休館となる場合があります。最新の開館情報や特別イベントについては、バチカン博物館の公式ウェブサイト↗をご確認ください。
バチカン博物館の入場チケット状況については、公式サイト↗をご参照ください。午前は比較的早い段階で埋まりやすい傾向がみられます。バチカン博物館およびシスティーナ礼拝堂の入場は、大人1名あたり20ユーロ、事前購入には別途5ユーロ (2025年5月時点)が必要です。チケット購入後の払い戻しはできかねます。
ご自身で既に入場チケットを取得されている場合は、入場時間をお知らせください。


グループツアー
他の方とご一緒にご参加のグループツアーや、お急ぎの方は、別ページのオンライン予約をご参照ください。
ローマ発オプショナルツアーのオンライン予約 →
オンライン予約は、当社の手配とは異なります。
当社独自の手配や、類似の内容のご相談は、お問い合わせください。
日本語ガイドの手配

日本語ガイドの受付枠には限りがございます。
2025年は聖年にあたることもあり、日本からの巡礼ツアーにご参加される団体旅行のお客様からもお問い合わせをいただいております。誠にありがとうございます。今年3月中旬から下旬にかけては、日本語ガイドの空きがごくわずか、あるいは全く見つからない状況となることもございました。 随時現地に空き状況や料金を確認する必要があり、ご回答までにお時間をいただく場合がございます。
所要時間
ご希望の内容に応じて、半日ツアーは4時間、一日ツアーは7時間(昼食時間1時間を含む)を基本として承ります。また、最後の観光スポットで終了・解散予定です。内容に応じて調整いたします。
なお、ローマ四大聖堂の「聖なる扉」を巡るプライベートツアー↗は、4箇所まわる場合、所要時間6時間より承ります。
サン・ピエトロ大聖堂の正面にはブロンズ製の扉のついた5つの扉口があります。左から、「死の扉」、「善と悪の扉」、中央は旧サン・ピエトロ聖堂から移設した物、次が「秘蹟の扉」、一番右にある「聖なる扉」は、25年に一度迎える成年の初めと終わりに法王の手で開閉されます。
休日割増
日曜・イタリア祝日は、ガイド代に15%~20%割増が加算されます。
移動手段
移動は徒歩と、必要に応じて公共交通機関(地下鉄・タクシー)を利用いたします。交通費(実費)は、日本語ガイドの交通費を含めて、全員分を現地にてお客様にご負担いただきます。
タクシー
バチカンから離れた場所にご宿泊の場合は、日本語ガイドがホテルまでお迎えにあがり、タクシーで移動予定です。もしくは、バチカンまでご自身でお越しいただき、待ち合わせ場所で日本語ガイドと合流するなど、カスタマイズも承ります。
専用車の追加
公共交通機関の混雑や待ち時間を避けたい方、または夏の炎天下や冬の寒さの中での徒歩移動を避けたい方には、専用車の事前手配も可能です。
快適かつスムーズな移動が可能になりますが、ご利用は最低でも半日チャーターからとなるため、観光中の車両待機時間も料金に含まれます。また、ガイドが同乗することで全員が車1台に乗れず、ミニバンなどの大型車両が必要になる場合があり、その結果ご予算を大きく超える可能性もございます。
少人数でのご利用の場合、お一人あたりのご負担が大きくなる可能性がありますので、ご要望やご予算をお知らせください。
よくある質問
交通費はどれくらいかかりますか?
公共交通機関は料金面では経済的ですが、タクシーに比べて移動時間が長くなります。
公共交通機関の料金ローマでは、地下鉄、バス、トラムなどの公共交通機関を運営するATACが、以下のチケットを提供しています。
関連サイト:https://www.atac.roma.it/biglietti-e-abbonamenti↗- BIT(100分間有効券)€1.50
- Roma 24H(24時間有効券)€7.00
- Roma 48H(48時間有効券)€12.50
- Roma 72H(72時間有効券)€18.00
- CIS(1週間有効券)€24.00
タクシーの料金
タクシー料金は、時間帯や曜日によって異なります。また、荷物の有無、待機時間の発生、電話や無線での呼び出しなどによっても変動するため、あくまで目安としてお考えください。
- 平日(月~土)7時~22時
初乗り料金は€3 - 夜間(22:00~7:00)
初乗り料金は約€6 - 日曜・祝日
初乗り料金は€5
入場チケットのみの手配は可能ですか?
承っておりません。
バチカン博物館で車椅子を借りたいのですが、ガイドに頼めますか?
車椅子はバチカン博物館で無料で借りることができるそうですが、予約はできず数に限りがあるそうです。通常は問題ないそうですが、しかしその日に限って貸出が集中して利用できないとうことはあるかもしれません。また、博物館内のみで観光後、入口に返さなければならず、その場合、システィーナ礼拝堂からサン・ピエトロ寺院には通り抜けができなくなり、もう一度サン・ピエトロ寺院に行って、行列に並び直さなければいけないそうです。
携帯できる車エスを自前で持込可能であれば博物館からサン・ピエトロ寺院まで通しで利用できるそうです。車椅子のコースは、一般の通常コースとは異なります。バチカン博物館での車椅子の貸出、または返却は博物館入口となりますので、返却してからもう一度システィーナ礼拝堂に戻るのは現実的ではありません。
の車椅子の貸出・返却は博物館入口となります。イタリアで有効なASLという保険局が発行する障害度74%以上である証明があれば付き添いも無料となるそうですが、日本の証明ですと難しい可能性があります。
なお、サン・ピエトロ寺院には、車椅子の貸出はないようです。また、バチカン博物館の車椅子は、サン・ピエトロ寺院までは利用できないとのことです。
ランチタイム
半日ツアー(午前または午後)に昼食時間は含まれません。
一日ツアーの場合、昼食は日本語ガイドがお手伝いいたします。レストランや昼食場所は特に決まっておらず、ご希望に応じて、バール(カフェテリア)でのパニーノ(イタリアのサンドイッチ)やピッツァ、レストランなど、当日の状況に合わせてご相談いただけます。昼食代はツアー料金に含まれません。お客様ご自身とガイド分の実費を、現地にてお支払いください。
お客様のみでランチタイムを過ごされる場合は、事前に昼食代をガイドにお渡しいただき、フリータイムとして一時解散も可能です。ご要望に応じて柔軟に対応いたします。
チップ
チップは料金に含まれていません。当日のサービスでご判断いただいております。チップは現地の習慣のため、サービスに問題がなく、ご満足いただけましたら、直接ガイドにお渡しいただいております。
参考ツアー

ローマ中心ホテル発着
バチカンとローマ市内
プライベートツアー
日本語ガイド(貸切)
例:
09:00 ローマ中心ホテルにお迎え
タクシーでバチカンへ移動
・バチカン博物館(事前予約)
・システィーナ礼拝堂
・サン・ピエトロ大聖堂(ご希望や混み具合により入場または外観)
※半日ツアーの場合はバチカンで終了・解散となります。
※午前の入場チケットが完売の場合、午後になります。
※終日完売の場合、サンタンジェロ城やクーポラなど代案。
一日観光はバチカン観光後、昼食へ
昼食後、午後の観光(ローマ市内)
※巡礼者は午後他の大聖堂や教会可
16:00 ホテルまたはローマ中心で解散
- クルーズ船寄港中の日帰りで観光などで、お客様ご自身でバチカンへお越しいただく場合は、お知らせください。
- バチカン博物館への入場は事前予約が必須です。ご自身で取得される場合は、事前にお知らせください。
- ミサや長蛇の列、バチカン博物館の休館、入場の予約枠が完売の場合などは、他のスポットを観光いたします。
- 入場チケットや入場予約は、現地イタリア時間での発売と同時に売り切れる場合もあります。プライベートツアーはプライベートツアーは内部入場や入場予約を保証するものではありません。
- バチカン博物館へ入場を希望されない場合、サン・ピエトロ広場にてサン・ピエトロ寺院外観のみに変更は可能です。
- バチカン観光後の昼食や、午後のローマ市内観光やショッピングの追加など、ツアー内容のカスタマイズも承ります。
お問い合わせ
料金は変動制となっており、空き状況、為替相場等に応じて随時変動いたします。
参考料金として概算金額をご案内後、ご希望の日時・内容に基づき仮押さえを行った時点で、正式な見積金額が確定いたします。見積金額の適用期限は最長で1週間以内となりますので、それまでにご返答をお願いいたします。
また、他の日程とあわせて複数のサービスをご予約いただく場合、割引価格が提示されることもございますので、まとめてのお問い合わせをおすすめいたします。
現地へ手配の可否や料金について確認する際に、以下の項目が必要になります。
- 希望日時(イタリア時間)
- 参加人数・年齢層
- ご希望の出発・終了場所
- 観光箇所・入場の有無
- ご要望やご予算
